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ABOUT US

INAHO FARMについて

ABOUT US

INAHO FARMについて

INAHO FARMは標高80-186メートルの高低差のある山間部に位置し、50万坪という広大な敷地は、未だ森に覆われている部分も多く、秘境感あふれる場所です。
ジャージー牛のふれあい体験や、滝壷で泳げる滝ツアー、ゆらめく炎と音に癒されるキャンプファイヤーなど動物や自然と存分に触れ合える体験ができます。

GRAZING DAIRY

放牧酪農

INAHO FARMでは、日本の乳牛のうち約0.8%しかいない希少なジャージー牛を365日牛舎無しで放牧しています。全国でも極めて稀なこの自然放牧で牛たちはストレス無く自由で健康に育ちます。

OUR COMMITMENT TO DAIRY FARMING

INAHO FARMの酪農へのこだわり

JERSEY

ジャージー種

ジャージー種はイギリスのジャージー島が原産で、イギリス王室御用達のミルクとして長年にわたり品種改良を重ね守られてきた乳牛です。そのミルクは「世界一濃い牛乳」とも言われるほど乳脂肪分が高いのが特徴で、またうっすらと黄色みを帯びていることから「ゴールデンミルク」とも呼ばれています。
日本で飼育されている乳牛の99%を占めるホルスタイン種と比べて体格も乳量も少ないですが、比較的暑さに強く沖縄の温暖な気候での放牧に適しています。

GRAZING WITHOUT BARNS

牛舎の無い完全放牧

INAHO FARMには牛舎がなく、牛たちは毎日自由に放牧地で過ごしています。こうすることで牛たちが健康で逞しく育つことはもちろんですが、我々がこのような飼い方を実践しているのには理由があります。

―牛が牛らしく、人が人らしくあるのが良い

好きなときに好きな草を選んで食み、休みたいときに休む。夏の日差しの強い日中は風通しの良い木陰を選んで涼みます。晴れた夜には満天の星空や月明かりをうっとり眺めながら体を休めます。そうして放牧をすると、牛が放牧地の草刈りをして糞尿を播いてくれるので、人が草の刈り取りをしたり、糞尿処理をしたりする手間が省け、そのための大型機械への投資も抑えられます。牛にできることはとことん牛に任せてしまうのです。
INAHO FARMでは搾乳も1日1回朝のみ。休めない職業だからこそ、無理なく長く続けられるやり方であることが大事だと思っています。

GRASS-FED MILK

グラスフェッドミルク

―ホンモノのおいしさってなんだろう?

INAHO FARMでは牛本来の食性である草で育てるため病気知らずで健康な牛たちが育ちます。穀物飼料の多給により乳量を追い求めることはしません。現在草以外に与えている飼料はごく少量のビール粕サイレージのみ(夏季は青草100%)。そんな全国でも稀なグラスフェッドミルクには、βカロテンやオメガ3脂肪酸が多く含まれるなど、栄養価も高いことが知られています。

LAST 100 YEARS

100年先まで続く酪農を

昨今の飼料費高騰などを受け全国的に酪農家の離農が加速しており、ここ沖縄も例外ではありません。酪農業が立ち行かなくなる大きな要因が、輸入穀物飼料に依存した飼養管理にあります。
我々はこの酪農界の危機に、小規模での「放牧酪農」という切り口で100年先も続く酪農の在り方を目指し実践していきます。それは、できるだけ自然の営みに委ねた、量ではなく質を求める低コスト型酪農です。

FACILITY

施設紹介

OUR STAFF

スタッフ紹介

農場長
櫻井睦久
酪農部門責任者
佐藤貴之
酪農・販売担当
佐藤美香