ビロウ、沖縄ではクバの木と言いますが、ご存知ですか?多分見たことはあると思います。
ビロウ(Livistona chinensis、蒲葵、枇榔、檳榔)はヤシ科の常緑高木。漢名は蒲葵、別名はホキ(蒲葵の音)、クバ(沖縄)など。古名はアヂマサ。
Wikipediaより
写真で見るとこんな感じです。
これを食べようとも、食べられるとも思いませんよね。ちなみに、この葉っぱから扇子が産まれたらしいです。
古代天皇制においては松竹梅よりも、何よりも神聖視された植物で、公卿(上級貴族)に許された檳榔毛(びろうげ)の車の屋根材にも用いられた。天皇の代替わり式の性質を持つ大嘗祭においては現在でも天皇が禊を行う百子帳(ひゃくしちょう)の屋根材として用いられている。民俗学の折口信夫はビロウに扇の原型を見ており、その文化的意味は大きい。扇は風に関する呪具(magic tool)であったからである。
Wikipediaより
神聖なものではありますが、食べたことないものは食べて見たい!ということで、挑戦して見ました。
切り倒して、芯を取り出します。ナタでぶった切りました。
最後はこうなりました!
味というと、、、
はい、美味しかったです。感覚としては、タケノコ、めんま、のような感じですね。貴重な食材を美味しく頂きました。
流通しないけど、美味しかったりするものって結構あるんだなと思いました。山ならではの贅沢ですね。